能勢自慢★秋の味覚
ほくほく美味しい能勢の「銀寄」
最近、能勢では秋のご馳走「栗の実」が道に落ちているのをしばしば見かけます。栗には様ざまな品種がありますが、その中でもとりわけ実が大きく味の良い「銀寄(ぎんよせ)」という品種が能勢に多く実っています。
この「銀寄」ですが、なぜそのような名前が付いたのについては諸説あるようなのですが、ある一説では今から約240年前(江戸時代中期)に、能勢町歌垣の人々が広島から持ち帰った栗を植えたところ、立派な実をつけこれ以降近隣に増殖されました。そして、天明・寛政年間(1781~1800年)の大飢饉のときに、この栗を出荷したところ、多くの銀札(当時のお金)を集めることができ、地域の農民を救ったことから、「銀を寄せる」=「銀寄」と呼ばれるようになったとか。
そして、弊社大原事業所にも栗の木がいくつかあり、社長自ら丹精込め作った「銀寄」が今年も収穫できました。実が大きく甘味たっぷりの「銀寄」で、ほっこり美味しい栗ご飯で能勢の秋の恵みを堪能♪。能勢の直売所や道の駅でも販売されているので、もし見かけられた時には是非一度召し上がってみてください^^!