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【天体関連ニュース】

2018年9月の星空トピックス

夏の終わりを迎える9月の星空

残暑厳しい今年の夏もようやく終わりに近づき、9月23日(日)には秋分を迎えます。蝉の大合唱から秋の虫の声に変り、星空では10日(月)に新月、25日(火)には満月となります。そして、この満月の前日には中秋の名月です。

宵の空に輝く惑星と月の競演を観察

8月に引き続き、9月の日の入り後の空には金星、木星、土星、火星が見えています。そして、9月12日(水)から20日(木)にかけて、月がこれらの惑星のそばを通り過ぎていくようすを観察することができます。

明るく輝く一番星を見つけよう!

日の入り後、夕焼けの残る西の低空には金星が明るく輝いています。この金星が、9月21日(金)に最大光度を迎えます。最大光度のころの金星の明るさはマイナス4.6等で、望遠鏡で観察すると三日月のように欠けて見えます。明るい金星は、空の低い位置にあっても存在感を放っています。機会があれば望遠鏡を使って、金星の形の変化を観察してみてください。

満月前日に迎える中秋の名月

今年の中秋の名月は、9月24日(月・祝)です。「中秋の名月」とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあり、中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。また、太陰太陽暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼び、日本ではその夜にもお月見をする習慣があります。十三夜は、「後(のち)の月」「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。今年の十三夜は、10月21日(日)です。

◆9月の新月は
9月10日(月)
◆9月の満月は
9月25日(火)です


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