「木原さん」の天体写真集Part30 ~2022年5月3日(火)~4日(水)@鶴姫公園
星空マイスターの「木原さん」から2022年5月3日(火)~4日(水)@鶴姫公園で撮影された、美しいお写真が届きましたので、早速ご紹介したいと思います!
新星景2022年5月4日
「新星景」とは、固定撮影と追尾撮影をそれぞれ別撮りし、画像処理によってそれらを合成することでより高品質の星空と風景を撮影する技法です。前回
「木原さん」に投稿頂いたお写真もぜひご覧ください。
再現時刻 : 01:12
レンズ : Sigma14-24mm f2.8DG(14mmで撮影)
カメラ : EOS70D(非改造)
赤道儀 : スカイメモS
ISO6400 f3.5 30秒
固定フレーム 26枚、追尾フレーム 26枚
そして、こちらが広角撮影下
レンズ : Sigma14-24mm f2.8DG(14mmで撮影)
カメラ : EOS70D(非改造)
赤道儀 : スカイメモS
ISO6400 f3.5 15秒 20枚(5分)
マルカリアンの鎖(マルカリアンチェーン)
「マルカリアンの鎖」は、 おとめ座とかみのけ座の境界にある銀河群。 小さな銀河が鎖のようにつながった姿と、この領域を研究したアメリカの天文学者の名前から「マルカリアンの鎖」と呼ばれいます。
そしてこちらが「木原さん」による解説です↓
鏡筒 : LX70-150(750mm)
カメラ: EOS6D(HKIR)
赤道儀: Advanced-VX
ガイド: 120mm+ASI 120MM-mini
ソフト: ASIAIR
・ISO1600 300秒 20枚コンポジット(1時間40分)
・Pixinsight コンポジット、初期処理 PSで仕上げ
青い馬頭星雲
青い馬頭星雲 IC4592 IC4592は、さそり座に位置する反射星雲で、さそり座ν星(ニュー)の光を受けて輝いています。 星雲の形が馬の頭のように見えることから「青い馬頭星雲」と呼ばれいます。
鏡筒 : LX70-150(750mm)
カメラ: EOS6D(HKIR)
赤道儀: Advanced-VX
ガイド: 120mm+ASI 120MM-mini
ソフト: ASIAIR
・ISO1600 300秒 28枚コンポジット(2時間20分)
・Pixinsight コンポジット、初期処理 PSで仕上げ
超新星 SN 2022hrs
今年4月に山形県にお住まいの板垣公一さんが発見した、おとめ座の銀河NGC 4647に15等の超新星2022hrs。2022hrsの符号が付けられた後、イタリアで行われた分光観測によりIa型超新星らしいことが確認され、極大前とみられていることから、今後さらに明るくなる可能性があるそうです!
そしてこちらが「木原さん」による解説です↓
鏡筒 : EdgeHD800+RD(*0.7)
カメラ: EOS70D(SEO-SP4)
赤道儀: EM200+E-ZEUS
ガイド: QHY5L-Ⅱ(240mmガイド鏡)
ソフト: ステラショット2で導入 APT+PHD2で撮影
・ISO1600 180秒 6枚コンポジット(18分)
・ステライメージ9 コンポジット、初期処理 Pixinsight、PSで仕上げ
りゅう座 NGC5907 エッジオン銀河 渦巻銀河
NGC5907はりゅう座にあるエッジオン銀河です。ほとんど真横から見ているため、非常に細く全天一とも言える細さです。
鏡筒 : EdgeHD800+RD(*0.7)
カメラ: EOS70D(SEO-SP4)
赤道儀: EM200+E-ZEUS
ガイド: QHY5L-Ⅱ(240mmガイド鏡)
ソフト: ステラショット2で導入 APT+PHD2で撮影
・ISO1600 300秒 5枚コンポジット(25分) 180秒 9枚コンポジット(27分)
・ステライメージ9 コンポジット、初期処理 Pixinsight、PSで仕上げ
こうもり星雲(バッド星雲)はくちょう座 網状星雲(NGC6992)
はくちょう座の網状星雲は、はくちょう座の方向1,500光年の距離にあり、5,000年から10,000年ほど前に起こった超新星爆発の残骸。何とも幻想的な色と形ですね。
鏡筒 : EdgeHD800+RD(*0.7)
カメラ: EOS70D(SEO-SP4)
赤道儀: EM200+E-ZEUS
ガイド: QHY5L-Ⅱ(240mmガイド鏡)
ソフト: ステラショット2で導入 APT+PHD2で撮影
・ISO1600 180秒 54枚コンポジット(2時間42分)
・ステライメージ9 コンポジット、初期処理 Pixinsight、PSで仕上げ
「木原さん」、今回もステキなお写真ありがとうございました!またのご投稿をお待ちしております!