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【天体関連ニュース】

2023年12月の星空トピックス


明るい星が多い冬の星座が華やかに輝き、日没も早まる12月は、星空を長く楽しめる季節。9日(土)、10日(日)は、明け方の南東の空に輝く金星に月が接近し、美しい光景となります。また、今年は絶好の観察条件となり、たくさんの流星が楽しめるふたご座流星群にも期待が高まります。宵の時間帯には、南西の空に土星、南の空に木星が輝いていて、月が、18日(月)には土星に、22日(金)には木星にそれぞれ近づき、年の瀬の夜空を彩ります。

明けの明星・金星と月が並ぶ美しい空


明け方の空で明るく輝く金星「明けの明星」に、9日(土)から10日(日)にかけて、月が接近します。地平高度が少し高くなる5時30分頃が見ごろとなりそうですが、低い空に見えるため、なるべく南東の方向が開けた場所での観察がおすすめです。夜明けが近づくとともに空は少しずつ明るくなりますが、月も金星も明るい天体のため、しばらくのあいだ美しい光景を楽しむことができます。ただし、最も気温が低い時間帯ですので、寒さ対策をしっかりして観察してください。

絶好の観察条件に期待大!のふたご座流星群


毎年、師走の夜空を飾るふたご座流星群は、15日(金)4時頃に流星の活動が最も活発となる極大を迎えます。13日(水)は新月のため、月明かりの影響も少ないことから、14日(木)の夜から15日(金)の明け方にかけては、たくさんの流星を観察できそうです。
14日(木)21時頃には1時間あたりの流星数が30個を超え、また放射点が高い空に達する15日(金)0時から3時頃においてはさらに多い、1時間あたり70個に達する可能性があると予想されます。この暗い場所といった観察条件にもよりますか、この予想流星数はここ数年のうちでは最も多く、絶好の条件と言えます。
また、流星は放射点付近だけでなく、全ての方角に現れるため、なるべく空の広い範囲を見渡せる場所がおすすめです。屋外の暗さに目が慣れるまで少なくとも15分ほどかかります。寒さ対策をしっかりおこない、マナーを守って観察してください。

月が明るい土星に接近する夕方の空


8月下旬の衝の頃に比べると若干暗く見える土星は、それでも約0.9等と明るく、月がそばにあっても、存在感のある輝きを見せてくれます。その土星に、17日(日)から18日(月)にかけて、月が接近します。
夕方、空が暗くなった頃が最も位置に見える観察におすすめの時間帯です。2つの明るい天体が並ぶ姿をぜひお楽しみください。

月と木星が寄り添う宵の空


22日(金)は、空が暗くなり始める夕方に南東の空で月と木星が並んでいる様子を見ることができます。月と木星は、20時頃に南の高い空を通過(南中)し、時間が進むとさらに西へと動いていきます。そして22時を過ぎた頃、西南西の空で最も接近し、それ以後、少しずつ離れて翌日の3時頃には西の空へと沈んでいきます。
なお、月と木星との間隔(見かけの距離)の変化を肉眼で観察することは少々難しく、双眼鏡などを使って見える視野の範囲が変わらないようにすると、2天体間の距離の変化を観察しやすくなります。

◆12月の新月は
12月13日(水)
◆12月の満月は
12月27日(水)


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