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【天体関連ニュース】

2019年9月星空トピックス

夏の終わりを迎える9月の星空

残暑厳しい今年の夏もようやく終わりに近づき、9月23日(月)には秋分を迎えます。蝉の大合唱から秋の虫の声に変り、星空では14日(土)に満月、29日(日)には新月となります。そして、この満月の前日には中秋の名月です。

宵の空に輝く惑星と月の競演を観察

6日(金)の日の入り後には上弦の月と木星が並んで見えています。また、その2日後の8日(日)には、月が土星に近づきます。宵の口には真南近くの空に位置するので、見つけるのも簡単でしょう。

満月前日に迎える中秋の名月

今年の中秋の名月は、13日(金)です。「中秋の名月」とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあり、中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。また、太陰太陽暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼び、日本ではその夜にもお月見をする習慣があります。十三夜は、「後(のち)の月」「豆名月」「栗名月」とも呼ばれ、今年の十三夜は、10月11日(金)です。

今年、一番小さな満月

14日(土)の満月は、今年最も小さく見える満月となります。月は、地球の周りを公転しています。月の軌道は円形ではなく楕円形をしているため、地球と月との距離は一定ではありません。また、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けてわずかに変化するため、月が地球に最も近づく位置は毎回異なります。最も大きな満月は最も小さな満月に比べて、約14パーセント視直径が大きく、約30パーセント明るく見えます。

◆9月の満月は
9月14日(土)
◆9月の新月は
9月29日(日)です


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