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【天体関連ニュース】

2019年5月星空トピックス

GWに楽しめる5月の星空

長いGW期間中、北斗七星は北天高く肉眼でも見つけやすい位置に昇っています。その柄のカーブに沿って南へ視線を移すと、オレンジ色の「アルクトゥールス」を通って青白い「スピカ」へと連なる「春の大曲線」が描けます。また「アルクトゥールス」「スピカ」と正三角形を作る位置には2等星の「デネボラ」があり、この3つの星は「春の大三角」を見つけることができます。

5月6日(月・祝)「みずがめ座η(エータ)流星群」が極大に

5月6日(月・祝)に、「みずがめ座η(エータ)流星群」の活動が極大を迎えます。1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」は、毎年安定して多くの流星を見せてくれる流星群として知られていて、「三大流星群」と呼ばれています。そして実は、「三大流星群」に次ぐ規模で毎年活動しているのが「みずがめ座η流星群」です。今年は月明かりの影響がない上に、極大時刻が日本での観察に適した時間帯に近いため条件がよく、天の川が見えるような空の暗い場所で観察すると、1時間に10個程度の流星を見ることができるかもしれません。

春の夜空に輝く「木星」と「アンタレス」

5月20日(月)から21日(火)へと日付が変わるころ、南の空には、満月過ぎの月が明るく輝いています。多くの星の光は、月の明るさに隠されてしまいますが、負けずに存在感を示しているのが木星です。木星の明るさはマイナス2.6等、月のすぐ下に輝いています。月と木星の西側には、さそりの赤い心臓といわれる1等星「アンタレス」が輝いています。

◆5月の新月は
5月5日(日)
◆5月の満月は
5月19日(日)です


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