能勢ネイチャーランド

【天体関連ニュース】

2016年11月の星空トピックス

冬の流星群シーズン、到来

7日(月)には立冬、22日(火)は小雪。暦の上ではいよいよ冬を迎えます。空は高く澄み渡り夜空も冬の装へと姿を変えます。そして11月の星空は様ざまな天体ショーが繰り広げられ、5日(土)は「おうし座南流星群」、12日(土)は「おうし座北流星群」、17日(木)には「しし座流星群」が極大(※1)を迎えます。因みに、流星群(流れ星とも言います)とは、宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度のチリの粒が地球の大気に飛び込んだとき、大気と激しく衝突し、高温になってチリの成分が光を放つ現象です。「彗星」はこのようなチリの粒を軌道上に放出していて、彗星の軌道と地球の軌道が交差している場合、地球がその位置にさしかかるとチリの粒がまとめて地球の大気に飛び込んできます。地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっていますので、毎年特定の時期に特定の流星群が出現するわけです。(※1)極大とは流星群が活動する期間中で最も多く流星が現れることを極大と呼びます。極大となる日は極大日、極大となる時刻を極大時刻といいます。
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11月14日(水)はスーパームーン

そして、月は8日(火)に上弦、14日(月)にはおうし座で満月を迎えます。これは、今年一番大きな満月で「スーパームーン」となります。スーパームーンとは、月が地球に最も接近した時に、満月もしくは新月の状態にあること。満月出迎えたスーパームーンは、いつもより大きく月を観ることができます。初冬の夜空に煌々と輝く大きな月の下で、月光浴を楽しんでみられてはいかがでしょうか?

スーパームーンの楽しみ方

◆シャッターチャンスを狙うなら、日没直後がオススメ!◆
肉眼で月だけを単体で見ても、その大きさを感じることはできません。しかし、日没直後=月が地平線から昇り始める頃というのは、地上にある物との対比がしやすいため、月を大きく感じることができます。また双眼鏡や望遠鏡を使って月を眺めるとそのスケールも臨場感を持って楽しむことができますよ。
◆月光浴や願い事もオススメ!◆
月には不思議な力があると言われています。月光を浴びることで心身に溜まった不要な気を落として浄化されたり、願い事をかなえてくれるパワーもあると言われています。地球に接近するスーパームーンなら通常よりもそのパワーが大きいかも知れません。また、願いごとが叶えられる確率も上がるかも知れませんよね。ちなみに、スーパームーンに向かってお財布を振るとお金が貯まる、と言われているそうですよ。
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◆11月の満月は
11月14日(月)
◆新月は
11月29日(火)です


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