【天体関連ニュース】
2016年3月の星空トピックス
3月23日(水)は半影月食
3月の星空はだんだんと春の装いに変化し、20日(日)の春分を迎えると日ごとに昼間の明るい時間が長くなっていきます。そして、3月の星空イベントといえば23日(水)の今年2番目に小さな満月。この日20時47分ごろ月を眺めていると、半影月食を観察することができます。月食と言っても、うっすらとぼんやり月が暗くなっていく程度ではありますが、雲が少なければおぼろ月を楽しむことができます。
新月は
3月9日(水)
3月の満月は
3月23日(水)です
3月9日(水)は部分日食
そして、星空であはりませんが9日(水)は部分日食。地球から見て太陽の前を新月が横切り、インドネシアなどでは皆既日食、日本では部分日食を観察することができます。前回は2012年5月の金環日食ですから、約4年ぶりの日食となります。この日食は食分こそ大きくありませんが、日本全国で最初から最後まで全経過を見ることができ、東京の場合だと10時12分から太陽の右下から欠け始め、11時8分に最大食を迎えます。