「木原さん」の天体写真集Part25 ~2021年10月2日~3日@生石高原~
星空マイスターの「木原さん」から、2021年10月2日(土)~3日(日)にかけて生石高原で撮影されたアンドロメダ銀河&スバル&網状星雲の美しい画像が届きましたので早速ご紹介させて頂きます♪
アンドロメダ銀河(M31)
アンドロメダ銀河と地球の距離は250万光年で、地球から目視できる天体の中でも最も遠い天体だといわれています。秋の星座アンドロメダ座の中に見ることができるので、アンドロメダ銀河という名前がつきました。私たちの住む太陽系銀河は、2,000億個の恒星と星間物質の集合体であると言われていますが、アンドロメダ銀河の星の数はその2倍。つまり少なくとも4,000億個の恒星があると予測されています。
スバル(M45)
これぞまさにスターダスト☆スバルの正式名称はM45・プレアデス星団。130個近い星の大集団です。このように写真で見てみると青い星のまわりを、青いガスがとり囲んでいる様子がわかります。青い光は温度が高い証拠で、スバルは若い星の集まり。といっても、生まれて8000万年ほど経っているので、我々の時間軸では計り知れない壮大な世界が広がっていると言えますね。
網状星雲(NGC6960)
網状星雲は、はくちょう座のε星の近くで輝く天体です。約2万年前に太陽の25倍もの質量がある恒星が大爆発したときの残骸と考えられています。写真の中で明るく輝く星が、4.2等星のはくちょう座です。
カメラ: EOS6D(HKIR)
鏡筒 : LX70-150(750mm)
赤道儀: Advanced-VX
ガイド: 120mm+ASI 120MM-mini
ソフト: ステラショット1.5
SI9 コンポジット、初期処理 PS CS6で仕上げ
■アンドロメダ銀河(M31)
ISO1600/300秒/29枚コンポジット(2時間25分)
■スバル(M45)
ISO1600/300秒/24枚コンポジット(2時間00分)
■網状星雲(NGC6960)
ISO1600/300秒/27枚コンポジット(2時間15分)
「木原さん」、今回も壮大な宇宙とロマンを感じる画像、ありがとうございます。昨年、同時期に「木原さん」が投稿してくださった、生石高原で撮影されたお写真もご紹介したいと思います!