「木原さん」の天体写真集Part20~2020年の惑星~
ネイチャーランドNOSEの星空写真マイスター、木原さんからダイナミックな惑星のお写真が届きました!早速ご紹介したいと思います♪
2020年10月6日 地球最接近時の火星
火星は、地球の一つ外側を公転している惑星。火星よりも内側を回る地球は、約780日(約2年2カ月)の周期で火星に近づき追い越します。この地球と火星が最も近づく時を「最接近」と呼び、「木原さん」が撮影された2020年10月6日の火星と地球との距離は約6207万㎞。
2020年9月14日 木星
太陽系の惑星の中で一番大きな星である木星。木星の大きな特徴と言える、大赤斑(だいせきはん)。この大赤斑は約10時間という木星の自転スピードの速さと大気や雲が、はげしく動いているためにできるものと考えられています。
2020年8月24日 土星
太陽系では木星の次に大きく地球の9倍もある土星。昔、ガリレオ・ガリレイが、当時の望遠鏡を使って土星を見たところ、土星の環がよく見えなかったそうです。そのため当時、土星は「3つの星が集まってくっついている」「耳がある」と考えられていたそうです。今ではこんなに美しく見ることができて、望遠鏡やカメラの進化に感謝せずにはいられませんね。
・カメラ:ASI290MC
・鏡筒 :EdgeHD800
Explore Scientific 3xフォーカルエクステンダー
ZWO ADC 1.25”大気分散補正プリズム
・赤道儀:Advanced-VX
・ソフト:Firecaptureで撮影
AutoStakkert!3でスタック(60%)
Registax6にてwavelet処理(強調処理)
Winjupos De-Rotation(合成)
SI8、Photoshop CS6で仕上げ
「木原さん」、今回もステキな惑星のお写真ありがとうございました!また冬のお写真もお待ちしていますね!