「木原さん」の天体写真集
2016年12月和歌山県海草郡の生石高原で撮影された、木原裕一さんからご提供頂きました天体写真集です。
■望遠鏡:ED80SF(レデューサー 600mm F7.5→510mm F6.4)
■赤道儀:Advanxed-VX赤道儀(ノータッチガイド)
■カメラ:EOS70D(未改造) + LPR-N
■撮影場所:生石高原(和歌山県海草郡紀美野町中田)
オリオン大星雲
オリオン座の三ツ星の下で輝くとても有名な星雲。位置がわかりやすいこともあり、最もよく知られている星雲の一つ。
※20分(120秒 10枚)/ ステライメージ7でコンポジット/トリミングなし
★↓同じオリオン大星雲を別の機材で撮影↓★
カメラも天体用に改造されて撮影されたオリオン大星雲。立体的で色のコントラストがより鮮明ですね!
・撮影日:2017年2月
・撮影場所:大阪府堺市西区
・機材:望遠鏡 ED80SF(レデューサー 600mm F7.5→510mm F6.4)
赤道儀 Advanxed-VX赤道儀(ノータッチガイド)
カメラ EOS70D(SEO-SP4) + LPR-N
・露出時間:15分50秒(30秒 20枚、15秒 20枚 5秒 10枚)
・その他:ステライメージ7でコンポジット、レベル調整
Nik Collectionで調整 トリミングなし
馬頭星雲

オリオン座の腰にあたる三ツ星の左側に位置する散光星雲で、暗黒星雲の形が馬の頭の形に見えることから名付けられた星雲。オリオン大星雲と並んで天体写真ファンに人気のある天体です。
ISO3200
※15分(60秒 15枚)/ ステライメージ7でコンポジット/トリミングなし
子持ち銀河M51
大小2つの銀河が繋がっている様子がまるで親子のような姿の美しい銀河。りょうけん座に位置していますが、肉眼ではほとんど見えないので、写真撮影向きの銀河です。
※12分(60秒 12枚)/ステライメージ7でコンポジット
バラ星雲
オリオン座の隣のいっかくじゅう座にある、散光星雲「バラ星雲」。一輪の薔薇(ばら)が宇宙に咲いた様に見えることから、この名が付けられたそう。
※13分(60秒 13枚)/ ステライメージ7でコンポジット/トリミングなし
しし座のトリオ銀河
しし座の後ろ足の付け根にあるしし座銀河群。トリオ銀河団は、3つの銀河が三つとも違った色と形をしているのが特徴。望遠鏡を低倍率にすると同一視野内に見えるので圧巻です!
※5分(60秒 5枚)/ステライメージ7でコンポジット
回転花火銀河M101
北斗七星のη星付近 に位置している大きな銀河。銀河を真上から見ている状態になるので、渦を巻いた様子が美しく捉えられています。
※5分(60秒 5枚)/ステライメージ7でコンポジット
最近、天体に興味を持たれたという木原さん。ネイチャーランドNOSEの母体であるKYOEI店舗で天体望遠鏡や赤道儀の説明を受けられ、天体写真を始められたばかりとは思えないほどの腕前です!「天体は見るのも楽しいですが、天体写真は裸眼では見えない星雲なども写すことが出来るので、とても神秘的で楽しいです」と木原さん。