「ケンさん」野鳥写真集Part2~カルガモの親子~
先日、栃木県宇都宮市中戸祭 釜川遊歩道で出会った「カワセミ」を投稿してくださった「ケンさん」から、今回は何ともキュートな「カルガモの親子」の姿を投稿頂きました。
みんなで一斉に毛づくろいしている様子ですね。
そもそも「カルガモ」の食性は雑食性で、水辺で「水生昆虫」「水草」「草の実や葉」などを採餌します。日中は水面などで休んでいることが多いので、主に夜に採餌を行うことが多いのだとか。そのため、同じ場所に生息していると水草はなくなってしまい、餌のたくさんある場所へと引っ越すとされています。
お母さんと子ども1が何かに気づいた様子。
お母さんと子ども2が「ケンさん」のカメラに気づいた様子。※前回の「カワセミ」もばっちりカメラ目線の画像がありましたが、「ケンさん」は野鳥たちとよく目が合うラッキーな方なのかもしれないですね!
お母さんに続く子どもたちの姿がたまらなく可愛いですね。最後の子もちゃんと付いていくのかドキドキします。
カルガモは「刷り込み現象」という、生まれて初めてみた動くものを自分の親だと思う習性があります。これは、カルガモやカモの仲間、ニワトリやアヒルなど一部の鳥だけに見られる現象で、ヒナは親鳥の行動を見ながらエサの食べ方や身の守り方を覚えて成長します。ちなみに、この「刷り込み現象」の発見者はオーストラリアの医師・動物行動学者のコンラート・ローレンツさん。きっかけは、ハイイロガンの卵を人工孵化してガチョウに育てさせようとしたときに、残った一つの卵が目の前で孵化してしまい、自らがハイイロガンのヒナに母親と間違われた体験から発見したといわれています。
「ケンさん」曰く、雨上がりの中州で頑張る姿が可愛かったとのこと。この姿、元気に大きくなってね!と思わずにいれませんね。
今回も釜川遊歩道で出会った、とっても素敵な野鳥のお写真をありがとうございました!是非、是非、またの投稿をお待ちしております♪
※撮影したカメラ:CANON M3 EF-M 55-200