「黒田さん」野鳥写真集
住宅街に訪れたジョウビタキ
2019年12月12日、ご自宅付近で撮影されたジョウビタキのお写真です。ジョウビタキはスズメ目ツグミ科の渡り鳥で、日本には越冬のためにやってくるため、「冬鳥」に分類されます。ジョウビタキは全長15cmほどの小さい鳥で、スズメよりもやや小ぶり。オスの頭部は銀色をしていて、胸から腹部は鮮やかなオレンジ色で顔や背中、翼は光沢のある黒色が特徴的。
鳴き声で種類を判別する方法も
ジョウビタキの鳴き声は鋭く「ピッ!」「キッ!」など遠くまで響く声で、早朝には「キッ、キッ、」「カッ、カッ」と鳴くこともあります。この声が火打ち石を打つ音に似ているため、「火炊き=ヒタキ」の名の語源になったと言われています。この時期、住宅街でも見かけられることの多いジョウビタキですが、姿を見てもわからない場合には鳴き声で聞き分けるのもひとつです。黒田さん、素敵なお写真ありがとうございました!