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【天体関連ニュース】

2018年7月の星空トピックス

夏の夜空を彩る華々しい天体ショーが目白押し!

いよいよ夏本番を迎え、夏の夜空は賑やかさを増します。木星・土星・火星の3大外惑星が見ごろを迎え、月末には皆既月食や火星の大接近など、見逃せない天体ショーが目白押しです。そして、8月に開催予定の木星・土星・火星の天体観察イベント情報もご紹介します!

月と木星・土星・火星を同時に観察するチャンス到来

7月の下旬から、南東から南西にかけての宵空はでは夏の星座たちの間で木星・土星・火星が輝きとても賑やかです。月は7月20日(金)ごろから28日(土)の満月までの間、その形を変えながら木星・土星・火星のそばを通過していきます。毎日表情を変える夜空は、天体観察初心者もその魅力が存分に実感できる貴重なチャンスです。

2018年最小の満月で皆既月食

7月28日(土)に迎える満月は、今年最も小さく見える満月です。今年1月に迎えた最大の満月と比べてみると、その大きさは歴然です。そして、今年最小の満月では、皆既月食が観察できます。

この満月は東北地方以西で月の入りの前に皆既食を迎え、月は皆既食のまま沈みます。残念ながらそれ以外の地域では、皆既食になる前に月は沈んでしまいます。月は、南西の空で3時24分に欠け始め、4時30分に完全に欠けて皆既食となります。皆既食は6時14分まで1時間44分も続きますが、日本ではこの時刻よりも早く月が沈むため、皆既食の後の様子は観察することができません。

15年ぶりに火星が地球に大接近

7月31日(火)、15年ぶりに火星が地球に大接近します。実は、地球と火星は2年2カ月ごとに接近し、約15年に1度大接近を繰り返しています。今年は2003年以来の大接近で、次回は2035年の9月。火星は普段2等星ほどの明るさであまり目立ちませんが、7月31日(火)の最接近ではマイナス2.8等級で真っ赤に輝きます。火星の接近というと最接近の日ばかりが話題になりますが、最接近前後の数週間は地球と火星の距離はそれほど変わりません。この機会に、ぜひ火星を望遠鏡で観察してみてください。

夜の森の天体観測「火星大接近!夏の惑星観察会」開催決定!

ネイチャーランドNOSEでは、夏の星座に君臨する三大惑星を大きな高倍率の望遠鏡で観察できる、夜の森の天体観測「火星大接近!夏の惑星観察会」を8月4日(土)に開催いたします。地球と惑星との距離や大きさについて学べるレクチャー付きなので、夏休みの自由研究にもオススメです!

↓↓詳しいイベント情報はこちらから↓↓

夜の森の天体観測「火星大接近!夏の惑星観察会」@妙見の森


◆7月の新月は
7月13日(金)
◆7月の満月は
7月28日(土)です


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